BLOGブログ
☂☂☂美術工芸品と呼べる紳士の傘!“ マリオ・タラリコ ”のご紹介です!☂☂☂
2017-6-16TOKYO MIDTOWN
先日のブログはご覧いただけましたでしょうか?
至高の紳士傘、遂に日本に到着です~!
≪ MARIO TALARICO( マリオ・タラリコ ) ≫
1860年の創業当時よりマテリアル、ハンドメイドに拘り続けるナポリの老舗傘屋。
1本の木を手で曲げてハンドル部分を成形するなど、
150年以上経った現在においてもほぼ全ての工程が手作業。
各界の著名人、王族を顧客に抱えており( マリネッラと同じくブルボン家御用達! )、
『 タラリコの傘に見合う人間になりたい 』という手紙が送られてくるほどの名店です!
紳士が差すに足る、品格ある傘。
2007年以来10年振りとなる奇跡の再展開です!
骨は8本。
ハンドルからシャフトまでが1ピースで仕上がっています!
このハンドル部分、冒頭でもお話ししましたがなんと手曲げ。
濡らしたり温めたりしながら手で曲げているのです!
湿気を吸うとこの曲げの部分、“ 反り ”が徐々に戻ってきてしまうため、
長期保管時などはタコ糸か何かで縛っておくことをお勧めいたします。
タコ糸……書いておいてなんですが傘にあるまじき保管方法です(笑)
天然木のため、ひとつとして同じ形状のものが存在しないというところも魅力的ですね~。
先端のチップには高級素材である牛ホーンを使用。
ところどころに装飾的な要素が強く見られる、非常に芸術性の高い傘です!
Rが最高に美しい~。
ハンドルの曲げ、キャノピー部分のクラシカルなドーム型形状、細部に施されたオリジナルパーツ……、
作り手であるマリオ・タラリコ氏の傘に対する想いが伝わってきます!
日本で『 傘 』というと実用品の類ですが、
イギリスではいかに細く綺麗に巻けるかを重要視( もちろん例外はありますが )し、
イタリアでは“ 傘を差したときの姿をいかにエレガントに見せるか ”ということに重きを置いています。
実用品というよりは装飾品、芸術品として傘を楽しんでいるのです。
ちなみにヨーロッパと日本では『 雨 』の性質にも違いがあり、
日本の雨は粒が大きく重いため、外国製の傘だと雨漏りしてくることがあります……。
これは防水スプレーでいくらか予防できるので是非お試しくださいね!
南イタリア ナポリのスペイン人街にひっそりと店を構える老舗傘屋。
現在はマリオ・タラリコ氏( 4代目 )とその甥にあたるマリオ・タラリコ Jr ( 5代目/上画像 )が
2人でお店を切り盛りしています。
タラリコ氏は
『 マウリ( ←マリネッラの現当主のこと )が小さかったときはよく遊んでやったもんだよ 』
と言えるほどの生粋のナポリ人。
東京ミッドタウンショップ店長の小林が出張でお店に行ったときはインフルエンザに罹り、
ちょうどその日だけお店にいなかったというところもナポリ的です。
( なので写真はタラリコJrのみなのです… )
程度にもよりますが、
修理に関しては日本では不可のためナポリのマリオ・タラリコでの修理となります。
時間はものすごくかかってしまうのですが、
“ そのものを生み出した職人本人の手による修理 ”
と考えればこれも嬉しいポイントなのではないでしょうか!
“ MARIO TALARICO per E.MARINELLA ”
ダークブルー、ロイヤル、ボルドー、ブラック、グレーの全5色で販売スタートです!
¥63,000+税
通販に関する詳細は こちらのページ をご覧ください。
繁忙期、オーダー会期間中、またその前後などはご対応にお時間を頂戴することがございます。
お使いのパソコン、スマートフォンにより、実物と色、イメージが異なる場合がございます。
あらかじめご了承くださいませ。
E-MAIL marinellatokyo@dream.com
TEL 03-5413-7651
マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン
TAG : OTHERS
NEWS LETTERSニュースレター
マリネッラよりお知らせをお送りいたします。
ご希望の方は下記よりメールアドレスをご登録ください。